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広島カープ オトコ黒田博樹の2015年の栄光の奇跡

広島カープの漢(おとこ)黒田の勝負の1年。その動向をチェック 日々の報告や登板情報など

 

黒田博樹登板 ヤクルトオープン戦 フロントドア快投

黒田博樹投手が3月8日のヤクルトとのオープン戦に初登板しました。

4回1/3を無安打無失点3奪三振。

ストライクゾーンに積極的に投げ込む投球で、わずか39球で打者13人を料理する衝撃のパーフェクト投球で凱旋登板を飾りました。

平均すると打者1人に対して3球しか投げていない、ということです。


黒田博樹「気持ちよく投げられました」


久しぶりに広島に帰ってきて、たくさん声援してもらって、マウンドに上がって気持ちよく投げられた


この言葉が出るのも納得、なにせ39球でボールはわずかに9球。

ストライクゾーンにバンバン球を投げています。

いろいろ考えずにどんどんストライクゾーンで勝負していって、バッターにプレッシャーかけられればと思った。 カーブでカウントが取れたし、幅広い投球ができた。


しかし、黒田投手は今回のピッチングには満足していない様子。

結果的に良かったと思いますし、あとは結果オーライで抑えられた部分もあった。また次につなげたいと思います。いつものように、いいボールもあれば、悪いボールもあった。次に向けてもう少しいいボールを増やしていきたい。


“結果的に良かった”ということは狙った通りのピッチングができていないということ。

おそらく、黒田投手はもっと上のレベルのピッチングをイメージしているはず。

日本のボールはメジャーのボールと比較すると湿り気があり、黒田投手の持ち味である「動くボール」がメジャーの時ほど動かないという懸念もあります。

また、マウンドもメジャーと比較すると柔らかくフォームも調整する必要があります。

プロのフォームの調整は、非常に難しく、腕の角度を調整するだけで1年かかるケースもあります。


黒田投手の武器「フロントドア」とは?



この日対戦相手のヤクルトの1番打者の藤井は、4回の第2打席で2球で追い込まれると、最後は内角のボールゾーンから変化してストライクになるツーシームで見逃し三振に倒れた。

この球こそ黒田がメジャーでも最も大きな武器として使う「フロントドア」と呼ばれるボール。
ボールだと思ってよけて、(キャッチャー)ミットを見たら、球が真ん中近くにあった。初めて見ました。すごい軌道でした。左(打者)のインコースにシュート(ツーシーム)なんて考えたこともなかった。


藤井選手が語るように、打者からするとかなりやっかいな球であることは間違いありません。


でも、フロントドアとはどんな球なんでしょうか?


フロントドア
変化球の使い方の用語で、フロントドアは内角のボールからストライクになる変化球のこと。

次の動画は黒田投手がメジャーにいる時のものです。

何度か内角の速球で見逃し三振を奪っていますが、これはフロントドアのツーシーム。




ちなみに「バックドア」と呼ばれるものもあり、「バックドア」は外角のボールからストライクになるボールのことです。次の動画で最初の打者から奪った空振り三振は、バックドアのツーシームによるものです。



黒田投手が登板したオープン戦(対ヤクルト)に関する反応



杉村打撃コーチ(ヤクルト)
思ったよりもボールが重い。さすがメジャーで7年やってきたことはある

川端選手(ヤクルト)
無駄な球が全くなかった。低めへのスプリットが真っすぐに見えて沈む感じがした。ちょっと落ちるので、内野ゴロにされてしまう。あの球に気をつけないと

衣川スコアラー(ヤクルト)
外国人投手よりもレベルが高い選手。昔のイメージに近いくらいの力強い球を投げ込んでいた

緒方孝市監督(広島カープ):やっぱり黒田ですね。彼のピッチングが素晴らしかった。これだけの観客がいて、しかもオープン戦初登板と色々な緊張感がある中で、素晴らしいピッチングをしてくれた。彼がアメリカに行って、どれだけの経験を積んできたかということをまざまざと見せてもらった。

ファンの反応








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松坂大輔、オープン戦(対阪神)での投球で黄色信号? [松坂大輔【ソフトバンクホークス】]

ソフトバンクホークスの松坂大輔投手が3月4日のオープン戦に登板しました。

日本で投げるのは9年ぶりということです。

松坂の投球は「首をひねる出来」



西武時代の恩師である東尾修氏が投球フォームについて厳しく指摘しました。


「踏み出した左足が着いた時に、左膝が外に開いている点。実戦初登板という点を割り引いても、課題は多く残った。」

たしかに投球フォームに連動性、しなやかさがないように感じる。





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広島・黒田投手 キレキレ変化球で9人を完封 [黒田博樹(広島)]

黒田投手が貫禄の投球!

黒田さんがマツダスタジアムで行われた2度目のシート打撃に登板しました。

圧巻なのは、その投球内容。

非の打ちどころがなく菊池、丸などリーグを代表する選手を含めのべ9人の打者を無安打に抑え込んだ。



黒田投手の投球の特徴
最速143キロと決して急速は速くありません。

しかし競争の厳しいメジャーで培ったカットボールやツーシームで球を動かし、3三振を奪いました。

注目すべきは、「いかに効率よく打ち取るか」


その証拠に当初は2イニングの予定が、29球で6人を打ち取っています。1人あたり5球は効率がよいです。

黒田さんの投球のポイントは、

・コントロール

・ピンチの時の勝負強さ

・動くボール

そして、この要素から生まれる「効率のよい投球」です。

でも、日本に復帰したということは、先発完投型で、球数も気にしないのかな?

でも、逆に・・・。不安な点も。

さすが黒田さんですね。ただ、この時期は打者よりも投手の方が仕上がるのが早いですが、カープの打線に少し不安を感じます・・・。

今年のカープの打線は大丈夫なんでしょうか?




広島カープの石原選手は、
「マスク越しに受けている時よりも、打席に立った時の方がより(ボールが)動いている感じ。腕の振りも全部の球種が同じ。」

とコメントしています。他の選手のコメントもとにかく「ボールが動く」というのが印象的だったようです。


黒田さんの影響で、広島投手陣に「動くボール」ブームが起こるかもしれませんね。


黒田投手を生で見たい!チケットはあるのか・・・?

ここまで話題になると、黒田選手の投球を生で見てみたいものです。

ただ、広島球場の年間シートが完売になるなど、チケット入手は難しいかもしれません。

>>> 広島カープの試合(年間日程)

すでに4月分のチケットを入手することが難しくなっているようです。
早めにチケットをゲットした方がいいかもしれません。





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意外と知られていない黒田博樹の「補欠時代」

2014年シーズンでヤンキースではただ一人ローテーションを守った黒田博樹。

日本、アメリカでも正真正銘のエースだが、そんな彼も高校時代は意外にもエースではなかったらしい。


1学年で7人のプロ野球選手が出た超強豪の上宮高校。

黒田選手が高校2年生のころ、3年生には後にプロ野球選手になるスターがごろごろいた。

薮田安彦元投手
(元千葉ロッテマリーンズ、カンザスシティ・ロイヤルズ)



中村豊 元選手(元阪神)



など、黒田選手以外にも多くの実力のある選手がいた。


いよいよ黒田さんが最上級生の代になると、順当にいけば2年生で背番号10を背負っていた黒田さんがエースになるはずだった。

しかし、新チームでは溝下進崇(現・大阪ガス投手コーチ)がエースナンバーを背負った。



しかも、最後の夏の大会(大阪地方予選)では、登板の機会すらなかった・・・


なぜ、高校時代に活躍ができなかったのか?

速球にスライダー、いいボールを持っていたが安定感に乏しく、苦しい展開になると四球を連発するなど、「精神的な弱さ」が弱点であると指摘されていた。

しかし、チームメートはそれを否定する。

「当時、クロは打たれたり、不甲斐ないピッチングをしたりすると、よく監督に走らされていました。そこで絶対に音を上げず、ずっと走っているんですよ。精神的に弱かったら、そんなことはできません。彼のストイックさは、控えだった高校時代に培われたのかもしれないですね」

黒田が3年生の時のエースの溝下進崇氏はインタビューで、

高校時代、クロ(黒田)が結果を出せなかったのは、投手としての優れた素質に対し、体も技術もまだ成長途上だったからなんです。つまり、バランスが悪かったんだと思うんです。コントロールの乱れもそれが原因だったと思います

投手としての才能は最初から私や西浦よりもクロの方が上でしたよ。初めて間近でスライダーを見た時の印象は強烈でした。当時、私は3人の中で一番、安定していたから背番号1をもらえたのかもしれませんが、本当はクロがつけてくれたらなぁと思っていたくらい

話を総合すると、大器晩成だったということ。


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2015-02-18

カープの漢・黒田がブルペン入りしました。






最近、野球の話題といえばカープ女子に代表されるように
「イケメン」的な要素ばかりが着目されていたと思います。


それが、現役メジャーリーガーと言ってよいくらいの“男の中の男”が注目を集めるのはとてもうれしい。

今日の練習終了後のコメントです。

「今日はアッと言う間に終わりました。ユニホーム姿はまだ実感が湧かないですね。自分では見られないですし。 円陣での掛け声は、40歳にもなって、あんなことをやらされるとは思わなかった。 ブルペンは、まだ自分で評価できる段階ではないです。スライダー以外の持ち球は全て投げました。メジャーのキャンプ初日と同じようなブルペンです。自分でやってきたことをチームに還元していくことは、惜しみなくやっていきたいです」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150218-00000100-spnavi-spo

投球数は35球。




うん、ヤンキースのユニフォームも似合うけど、やっぱりこのカープレッドも似合います。抜群。


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